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地曳網風景 2009年7月 不肖岬多娯作が 最末端のメンバーとしてお世話になっている 「一宮町地曳網保存会」による 地曳網漁活動風景です 保存会長 ボスです ビーチでは 重機も活躍 先ず小船を走らせ 数百メートル沖に網を下ろしてきますが 砂浜から船を出すのは 危険も伴い緊張の一瞬 チームワークを必要とします 網を張った船が戻ってくると これを引き上げ いよいよ地曳の始まり 砂浜を何度も何度も行ったり来たり 力を合わせ全員でロープを引きます いよいよ 網が近づいて 海の中も忙しくなって 緊張が走ります イワシや小アジが多いと 海鳥もオコボレ狙って大挙襲来 ロープを束ねる仕事 運搬する仕事 陸でも仕事はたくさんあって みんなで分業 大漁もあれば 貧漁もあって そこがまた面白い 自然相手の漁だから 男の海 今日は豊穣の海・・・・・日本民族は 米と魚の民だから たくさんの人手がないと 出来ない作業 こうなると のんびりなんかしてられない 男の仕事場 最盛期は こんなに大漁 「ぐずぐずするなー 早くしろー」 ベテランが指導 大声で命令が飛び交います 網ですくって 大樽に入れます 網は洗って 束ねて 次回に備えます 時には 大きなアカウミガメが 網に掛かってしまうことも・・・モチロン海に返します 今日の獲物は 会員均等に配分 大樽一杯と大漁もあれば 配当がない時もあるのです |
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落語の都丸師匠とタイ釣り 4月27日 昨日は木戸泉の酒蔵寄席で熱演 加えて 大盛り上がりの宴会 でも 「一度大原沖で 釣りをしてみたい」 そんな師匠の希望を叶えるべく 早朝4時半 仲間の松鶴丸にて大原沖のタイ釣りへ出船 操舵室から眺める 日の出 朝焼け 期待にワクワク 多娯作はこの日のため 釣り仲間の仙田さん 平尾さん 福ちゃんにも声を掛け 都丸師匠と ユミちゃん それに多娯作 計6名が乗り込んだ しかしながら 昨日は台風並みの大風 強風が吹いていたので 内心 「海は大丈夫だろうか 波は高そうだ 師匠とユミちゃんの二人は 船酔いしないだろうか?・・・」 とても心配でした 昨夜は「飲み過ぎないように・・・」と あれほど注意しておいたのに そうは言っても 師匠のフアンがあれだけ集まってくれた宴席で 「飲まない訳にいかなかった」 そんなことは 百も承知の多娯作でした・・・ 案の定 航程1時間 釣り場に着く前に二人はダウン 「瀬戸内海で釣りをしていた」 師匠でしたが ここは外房大原 関東屈指の荒波とウネリの本場 瀬戸内のさざ波とは訳が違う・・・ それでも釣り場に着くと 気力を振り絞り 立ち上がった師匠 「男です・・・」 体調至極不良の中 やっと釣り上げたのはサバでした 「何とかタイを釣って貰いタイ」 多娯作のそんな願いも空しく・・・ こんなに海が悪い中では なかなか魚も餌を追わない それでもわが仲間たち ホウボウやら 小さいながらタイもいくつか釣り上げた 大波が来ると 近くで釣りをしていた僚船の姿が見えなくなってしまう これには都丸師匠も「ビックリ」 「そんなことは この辺りでは毎度のことですよ・・・」 どうやら師匠は岡釣りの方が得意のようだ・・・ 時々ゲコゲコと 田んぼのカエルが踏み潰されるような あるいは裏の小川のウシガエルが 遠吠えするような声を張りあげ 苦戦していた師匠 沖上がり近くになって海も穏やかになり 好調に釣れれ出した師匠 今度はホウボウを 更にはサバを追釣 しかしながら時既に遅く11時寄港 マグロになった都丸師匠 今日は船の中で昼寝に来たようなユミちゃん 帰港間近にキャビンから起き上がり 「寝ていても 波が天井から押し寄せてくるようで 怖かった」 そんな感想を・・・ 沖上がり 誰が何を釣ったのかは 名誉とプライドのため 詳細触れないことに致しましょう 師匠の顔から 昨夜の笑顔が抜け落ちてしまったこと それは事実で・・・ 「次回は ゴルフに行きましょう」 そんな感想をもらしていました 「夏になれば 海は穏やかな日が多くなりますよ またチャレンジして下さいヨ・・・」 岡に上がって 宴会のやり直し いつもの桜井邸ゲストルームで いつもの仲間の他に ペッシュ・アズーロの池田シェフも加わって 職漁船から戻った松本船長が言ってました 「ワラサを追いかけて 鴨川沖まで行ったけんが あまりに海が悪いで 網を出さずに引き上げて来ちまったよ あの海じゃ 釣りにならなかったんべな・・・」 「そうなんですよ」 プロの漁師が引き返した海だったのだから 貧果でも納得で・・・」 岡に上がれば ユミちゃんも 師匠もケロッとして もう出来上がって 岡にもマグロが 2匹ほど・・・ 都丸師匠は 東京から大阪へと帰って行きました 「二日間お疲れ様でした これに懲りずに また会える日を楽しみにしています」 師匠が帰られたアト カラオケルームに出陣 その頃にはもうヘロヘロ 一曲唸って 早々に 多娯作は逃げ出しました・・・ 今回もまた 都丸師匠を中心に楽しい時間を過ごさせてもらいました。 |
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