バックナンバー 2008年
ビーチクリーンアップ岬    08.12.13

 
毎年7月恒例の海岸清掃ですが 今年は千葉県の環境保護課と連動 年も押し詰まったこの時期に 今年2回目のイベントとして実施 ポスターを作ったり 大々的な広告を打たず 専らビーチクリーンアップ岬実行委員会メンバーによる 知人への地道な呼びかけ あるいは過去に参加実績のある 活動団体へのご案内程度でしたので いったいどのくらいの有志が集まってくれるか不安の向きもありました。
 しかしながら 思いの外多くの方が 恐らく300名を超える方々が参加してくれました 関係者のひとりとして とても嬉しいこと 感謝にたえません・・・ 

  

 

師走曇天の寒空でした 大藪会長 太田市長もお礼のご挨拶 
県の環境生活部参事のご挨拶 一宮町議志田さんも応援に来てくれて



注意事項等の話もあって 各位分散 いよいよクリーンアップの開始です





風は弱かったのですが 外海には高波押し寄せ



サーフィン業組合の皆さんも

  

 いすみ市職員も 倫理研究会の大貫さんも 「さすが一宮」チームからも応援に





ブルーシートが大活躍 とっても役にたちました



流竹木は 相変わらず多くて・・・



運搬作業は大仕事


女性サークルの皆さんも ありがとうございます



駐車場脇草むらの中も 思い思いのスタイルで

 

イタリアからのツーリストも だるま庵の松崎さんも

 

燃えるゴミ 燃えないゴミ 流竹木 軽トラで運んで コンティナー4個分満載となって

 

いすみ市のトラックも満載

 

 

岬町地元の皆さんも お疲れ様でした チェーンソーを持ってくれば良かった・・・

 

お陰様で岬の海岸は こんなにきれいになりました
私達は夷隅川南岸を担当したのですが 川向こう北岸に渡られた皆様も同様に
ガンバッテ下さって ウミガメの浜も さぞや喜んでいるものと思います。

 

すべてが終わって ビーチクリーンアップ役員一同反省会 県の職員も交えて
種々反省材料もありました これを次回に生かしたいと考えております

 

参加して下さった 300名の皆様 本当に「ありがとうございました」
キノコ狩り(きのこ同定研修会) 08.10.23

 いすみ郡市自然を守る会が 他の地区との交流を兼ね 
秋の一日 キノコの研修会を行うことになって 多娯作も参加してきました。
 
場所は大多喜町小田代という所 養老渓谷の一部でしょうか?
 このあたり もう暫くすると 紅葉もきれいな地区だそうです。

 

 山ヒルも多い所だそうで ヒル避けのスプレーを靴に吹き掛け 前進

 

1時間後 採集きのこ



 採集したきのこは 千葉県立中央博物館分館「海の博物館」 吹春研究員が同定し 
名前を教えてくれました 海のことだけでなく きのこにあってもスペシャリストで 
何でも良くご存知の先生でした。

  

多娯作にはとても覚えられませんでしたが 実にたくさんあるものです

  

 

このあと 食用きのこだけを集めて キノコ汁にしていただきました

「とても 美味しいものでした 感謝です」
 
アカウミガメの産卵確認 08.7.11

 早朝6時 「海岸のパトロールに出よう」思っていたら 大藪さんから電話 
「産卵の有無は未定ながら 上陸痕があって 市の職員が既に向かっているようです」
とのこと・・・

大藪さん自身は別件あって 即座に出られないとのことなので
 一人で海へ向かいました




 

 

ご近所の皆さんも 集まってきて 

 

 

保護柵の囲いを作って 本日の作業は終了です
    
 第8回 ビーチクリーンアップ岬 08.7.5

 今日はとっても嬉しい日 私が愛する岬の海のゴミ拾い ビーチクリーンアップに
600人以上(未確認ながら
の ボランティアが集まってくれたからです。





心配した天気も 曇天微風 蒸し暑い日でしたが 雨は降らず ひと安心



岬中学校の生徒さんのリードで 準備体操も始まって





岬町の観光協会も サーフィン組合も強烈にバックアップ



今年も多娯作仲間 大藪さんが実行委員長になって いすみの太田市長もかけつけて


いよいよこれから ゴミ拾い



 

 

 

テトラのすき間に挑戦した 勇敢な皆さん





ファミリーも 仲良しグループも



先生と一緒に楽しく



素敵な女性たちです

 









地元江場土地区の皆さんもお疲れ様でした



この日 多娯作は写真担当の 記録係でした


ウミガメパトロール 08.7.3

 アカウミガメが上陸産卵する季節となって 「自然を守る会」メンバーが交代で 
海岸をパトロール 今日は私の出番 早朝の7時から9時半ごろまで 
行って来ました リクと二人で

スタートは夷隅川の南岸 あと二日に迫った ビーチクリーンアップの下見も兼ねて

 

 昨日(7月2日)の役員会議では 「夷隅川の南岸は比較的きれいだ」という話を聞いていたのですが いやとんでもない 流竹木がご覧の通り 枯葉に混じって
ペットボトルもたくさんあって 悲しい姿・・・
ウミガメの足跡も探して 「第一発見者になってやろう・・・」
ガンバッタのですが 残念ながらこの日 上陸痕跡に出会えませんでした ガックリ

 

消波テトラブロック(離岸提)夷隅川から数えて3番目あたり 
このあたり流竹木 特に多い

 
 
消波テトラブロック4番目のあたりで 流木を掻き集め30分ほど奮闘するも 
所詮一人で出来るのは この程度(右上)
 

 4〜5番目あたりだったか一辺が 9m近い囲いがあったが ここには
ウミガメ保護の標識版がなかった また囲いをここまで大きくする必要があるのか
 ちょっと疑問も感じました・・・

5番目あたりまでは 海岸線にびっしり流竹木が 悲惨 こんな状況では
ウミガメも上陸するのが さぞや辛いことでしょう
見かねてここでも 流木を掻き集め ちょっと 小雨もぱらついて・・・

更に 散歩の時にはいつも ビニール袋ひとつに 目に余るゴミを
拾い集めて来るのですが 砂漠の中で 一握りの砂を拾うに等しいとは知りつつ
 ハチドリクリキンディの心境で 今日もまた・・・

 

7番目以降から 10番目まで 長谷川荘前の突堤 にかけての海岸線は 
潮流の関係でしょうか 一見するときれいな砂浜 でも良く見ると砂の上に
小さくビニール類が 顔を出している これはゴミ類の本体が砂に埋もれているの
ではないか  少し掘るとゴミだらけかもしれない・・・ 

そんなことを考えつつ 突堤近くまで 約2時間半のパトロール ヘロヘロクタクタ 
残念ながらこの日は 産卵確認すること出来ませんでした。

5日のビーチクリーンアップ岬では 「6番目の離岸提あたりまで 清掃できたらいいな」
そんなことも 感じた次第です。


     アカウミガメの産卵   6月28日  
   
 
朝の7時前だったでしょうか 所属する「自然を守る会」や いすみ市役所から 連絡網が回り「今年4回目のウミガメの上陸が確認されました 大原海水浴場に すぐに集合してください・・・」小雨降る中 長靴はいて行ってきました。

  

 現地には既に4〜5人の関係者が集まっていました 産卵巣は海岸線から100mにも満たない場所 本来であればウミガメも もっと安全な場所に産卵したかったのであろうが 年々やせ細る砂浜と コンクリで築かれた防潮堤が行く手を遮り 
こんな場所でも産卵せざるおえなかったもの と推測する。
 自然を守りたいとは言うものの 自然界で最も自然を破壊しているのは 私たち人間・・・人間の一人として 「申し訳なく」思う・・・・



 協議の結果 台風や低気圧で海が荒れても 洗い流されない安全地帯に移植することとなった ていねいにていねいに掘り起こしてみると 通常ピンポン玉くらいの大きさの卵に混じって 直径1cmほどの小さな奇形卵がひとつみつかった 私も初めてでしたが ベテラン関係者も「こんなのに 初めて出会った」そんな声も聞かれました。



            奇形卵含め 卵の数はぴったり100個でした 

 


 みんなで手分け協力して 安全地帯に移動 上下関係など砂に戻す卵の位置なども ほぼ元通りのあった姿に再現し埋め戻し 囲いをして 標札を立て 盗掘や 心無い人たちに荒らされないこと祈って 本日約2時間の作業終了。「雨の中 お疲れ様でした」

 3年前には30数回の上陸 産卵があって 私たち「自然を守る会」のメンバーたち 大忙しで対応したことを思い出します これから産卵シーズンもピークを迎えます 今年はどうでしょうか?

        

  気温にもよるのですが 産卵後2〜3ヵ月後に 子ガメは孵化して海へ帰るのです
   ホタル観察の件 6月23日(大藪会長からのメール)

 自然を守る会役員ならびにホタル観賞の夕べの協力者の皆さんへ

 本日山田の源氏ぼたるの里に飛翔状況の確認に行きました。
添付資料の23日のところに記入したとおりですが、まだ、ゲンジボタルの飛翔が確認されました。
観察小屋奥の谷津300メートルくらいの水路に30匹くらい確認、そして飛翔している個体も多く、同時明滅(同期明滅)していたことに、感動しました。神田橋のところは7時50分ごろは確認できませんでしたが、佐室に行く前の8時20分ごろ2匹が確認されました。1匹は飛翔していました。少なくなると、時間をかけないと確認できないことがあるとおもわれます。今後、どなたか観察に行ける方がいらっしゃいましたら大藪までご連絡ください。
            バードウォッチング   2月17日

 「自然を守る会」の定例行事、冬鳥の観察会があって行ってきました。
今回も水辺に集まる鳥たちがメインターゲット
カモ類がたくさん見られ、オオタカやミサゴの仲間、更に越冬ツバメも見ることができました。
 昭和堰や大正堰など、岬の町にはたくさんの堰があって、自然も豊かに残っているのです。

 

 私のカメラでは捉えることが出来ませんでしたが、野鳥の会にも参加されている皆さんは、本格的単眼鏡を持参、私たちも覗かせてもらったのですが、はっきりと明確に見させてもらいました。

 



 寒かったけれどよく晴れたこの日、太東埼燈台公園にも上って、海鳥の観察も楽しませてもらいました、説明して下さった皆さんに感謝です。
         
         エコフェスタイン・千葉 10月14日

 イベントの最終日、今日も天気は穏やか、晴れたり曇ったりで一安心

多娯作コーヒーチームには、灯台クラブ橋本会長の娘亮子さんが、朝のうち手伝ってくれ、昼近くからは昨日と同様に、昔の仲間が手伝ってくれました、感謝感謝

 ステージではカービングコンテスト参加者の作品を紹介し、上位入賞作品も公表され、更にそれらの作品をオークションによって販売するイベントが行われました。
 指値を読み上げる、小野塚会長の元気で大きな声が、会場に響きわたります、上に立つ人、リーダーのパワーバイタリティに圧倒されること多大・・・

       

       数百人のお客さんの前で、選手が作った作品の、オークションが始まった

  


 

 上位入賞作品 左から優勝、準優勝       多娯作も欲しかった作品、落札できず残念

  

 多娯作コーヒーチームは今日もノルマ達成、小野塚会長にもお世話になりました。

     


 この二日間、チェーンソーカービングという未知の世界と出会って、小野塚会長はじめ多くの方と出逢いがあって、仲間とのチームワークもあって、出逢いふれあい楽しい時間でした。

 自然環境保護を啓蒙しつつ、チェーンソーを使ったカービングという新しきジャンルの拡大成長を願ってやみません。 出会った皆さん方のご健康と、ご繁栄を祈って「カンパーイ・・・」


 
         
         エコフェスタイン・千葉 10月13日

 長柄町にとって最大のイベントかもしれない「森を守り、自然を守ろう」という、エコフェスタに行って、コーヒーを販売してきました。

 

 今回このイベントには初参加でしたので軽い気持ち、自分自身イベントを楽しむ気分でしたが、かつての仕事仲間もお手伝いに来てくれて、売り上げもそこそこあって、好天の秋の日、出会い、ふれあいを、大いに楽しんできました。

 

 開会のセレモニー、小野塚会長の挨拶に続いて名柄町長が、更に和太鼓演奏も・・・

 



 小さなバッタの太鼓演奏、手先の器用な方が、竹で手作り販売しているようです、驚きです。



 チェーンソーコンテスト参加者による作品も販売されて、それぞれみんな素晴らしく・・・

 

 思わず買ってしまった達磨さん、今回もコンテストに参加していて、「この世界では名の売れた方」の作品だそうです
 右上は10数年乾燥させたケヤキで作ったマダイ、(これは彫刻刀による作品ですが)欲しかったけれど、ちょっと高くて手が出ませんでした・・・

  

 港の仲間や、大丸木工所の皆さんなど、顔見知りの仲間も遊びに来てくれました・・・

  


 夕刻4時頃に終了、明日も開催されるので、また楽しんできます・・・
 
          
       
  熊の森ミュージアム
と小野塚万人(かずんど)さん 10月10日

 チェーンソーを使って間伐材などに彫刻を施す技、チェーンソーカービング小野塚さんがアメリカ旅行中に出合って、日本に持ち込んだ木彫りの世界、そして発足させたフォレストベアークラブ、たくさんの熊さんが、さまざまなパフォーマンスで迎えてくれるファンタジーワールド、その森の村長さんは小野塚さん、多娯作よりもずっとご高齢ながら、子供の頃の夢やロマンを今でも持ち続けておられる方、とお見受けいたしました。

 


 

 
         ブランコに乗る熊                ゴルフをする熊

 

 

 

      小野塚さんとかなちゃん、歳を感じさせない、バイタリティに溢れた素晴らしい方
       今日もまた、楽しき出逢いでした

 

                    TVで紹介される小野塚さん、この場面は炭焼き釜を作っている風景でした
                                      

  

        魚を釣る熊                   野球をする熊  

 TVや雑誌、数々のマスメディアで紹介されている小野塚さんには、全国に教え子が散在しているようです、この週末10月13、14日は自然の中で生きる多くの方々が集って、第4回目のビッグイベント(昨年の入場者数は2万人以上だったそうです)が開かれます、桜井さんや私たちはその会場で、イセエビ煎餅やコーヒーを販売する予定なのです。

 

          いずれまた、皆さんに会いに行くこととします・・・


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                 「いすみ郡市自然を守る会」 総会 6月24日

 大藪さんが会長を務め、手塚さんが事務局長を務めている「自然を守る会」の総会が、いすみ市岬町の公民館で行われ、参加してきました、参加者は3〜40名くらいだったでしょうか。

 先ず総会では、昨年度の事業活動や会計報告があって、今年度活動方針の概略についても説明がなされました。

 続いて記念講演では東京海洋大学名誉教授水口さんのお話、日本には原子力発電所が55基あるそうです、この原子力発電所を運転すると、使用済み燃料が出ます(ウラン燃料の燃えカス)、それを全国の発電所から再処理工場に運んで、ウラン燃料とプルトニウムを分けて取り出しますが、この行為を再処理と言って、要はリサイクルです。
 この原子力発電所では、運転中に大気中に放射能を排出しているそうです、また再処理工場からも大気は勿論、猛毒の燃えカスを、海の中へ廃棄処分しているそうです。

 これらのことは、政府機関もマスコミ関係者も、積極的に報道することを控えているので、一般人にはナカナカ正確な情報が伝わらず、危機意識が薄れているようなのです。

 海洋数キロ沖合いに廃棄される汚染物質によって、魚や海藻など自然界の生き物に大きな影響力を及ぼしたり、自然のリズムを狂わしたりして、見捨てておけない状況が各地で起こっているのです。
 
 大地震や大災害が発生したら原子力施設を有する地域一帯では、原子爆弾、水素爆弾が破裂したのに匹敵する被害の発生も否定できないそうです。
 
 この日、やや二日酔いで体調イマイチの多娯作でしたが、水口先生による日本人、あるいは全世界の人類への警告メッセージをしっかりと聞いてきました。
 一人でも多くの方に、聞いていただきたかったお話でした。 

               

 

 
 
                
             アカウミガメの産卵
  6月19日

 「自然を守る会」連絡網から、手塚先生、大藪さんの所に情報入って「ウミガメの上陸痕確認」
 とりあえず今日は、体が空いている大藪さんと多娯作で保護作業に出発、カラ梅雨の暑い日・・

  



 砂地が削られ海岸が痩せ細り、コンクリートの護岸提まで作られていて、アカウミガメの産卵場としてはかなり厳しい環境ということになるのでしょう、護岸提にぶつかると、迷走しながら護岸提と平行に歩いていました。
 
 上陸痕跡を辿って産卵場を特定、しかしながらこの日は、私たちより先にどなたかが来ていて、保護囲いがしてありました。 
 いずれ下の写真のような保護看板も設置されることでしょう。
 一昨年は上陸回数とても多かったのですが、逆に去年は異常に少なかった。
 
 私の知る限り、今年はこのあたりで、2度目の上陸行動確認ということになります。 

 

 今年は猛暑が予想されています、このままいけば8月末頃には赤ちゃんの孵化が始まることでしょう、産卵場が荒らされたり、サンドバギー車などでいじめられないこと願ってます。

 

 ハマヒルガオが咲き終わった砂浜には、無数の種子が熟すを待ってます、砂地という植物の発芽にとって、環境劣悪と思われる所でも命は芽生えるものなのですね・・・
 二人の会話
・・・「タネを拾って帰って、ハマヒルガオを発芽させてみましょうか?」
「面白いですね、それじゃ二人でハマヒルガオを発芽させる会でも発足させましょうか、それを太東灯台にでも、持って行きましょうか?・・・」
 
 どうにも、浮世離れした二人の世界でした・・・


               クサフグの産卵  6月16日

 夏のこの時期、ウミガメ同様にサフグの産卵シーズンでもあります。
 元生物学教師の大藪さんが「クサフグ観察会の講師役」で、天津小湊まで出掛けるという話を聞き、急遽多娯作も同行することとしました。

 3時半集合場所に到着、「本日の満潮は6時半ごろと言うことで、その1〜2時間前には産卵行動が始まるでしょう・・・」学校の先生方や子供さんたち、本日の参加者20名ほどが大藪講師のレクチャーを受け、例年産卵が確認されているというポイントに行ってみると、未だ5時前なのに、数匹のフグが波打ち際でポチャポチャしていました、産卵行動の前触れのようです。

  
     大藪講師のレクチャーを聞いて・・・    クサフグが例年産卵する海岸は、こんな所です

 すると一匹のウツボが、「フグを飲み込んだ・・・」 とのこと、私には残念ながら見えなかったのですが、大藪さんによると「例年、よくある出来事で、クサフグが来るのを待ち構えているウツボもいる」 のだそうです、ウツボはフグを食べても平気なのでしょうか? フグの中でも猛毒と言われるクサフグのテドロドトキシンに対して、耐性があるのでしょうか?

 空には、トンビやカラスたちも飛んでます、目がいい鳥たちは当然フグの姿を、視界に捉えていることでしょうが、襲う様子は全くありません、鳥たちは本能なのか、あるいは経験から学習したのか、フグを食べることはないのです。

 

        5時半頃になると、集り来るフグの群れは大群となって、上から見ると壮観

   

 15cmから20cm程度の小さなクサフグたちがこの日、目測で数百匹から数千匹押し寄せたでしょうか? 
 大藪さんによるとメス1匹に対し、オスが15〜30匹の比率で圧倒的にオスの数が多いそうです。
 産卵行動が活発な日は、オスの放精で海面が白く濁るそうですが、この日はどういう訳か群れ集ったものの、活発な産卵行動は行われなかったようでした。
 「定期的に観測にきている」という、鴨川シーワールドの職員によると、「明日の17日が、産卵行動のピークになる可能性高いようです」 とのことでした。
 一匹のメスが数万個を放卵するそうですが、毎年営まれている命の伝達、自然界の神秘を目の当たりにして、感激です。

      



 小湊海岸は風光明媚な素晴らしい海岸、しかしながら沖合いから漂着したプラボトルや、観光客が捨てて行ったゴミが波打ち際に散乱、悲しい光景、皆さんは何も感じないのでしょうか? 
 磯釣りの釣り人も数名来ていましたが、彼らは何も感じないのでしょうか?
 
 さっき捨てられたばかりと思われる、カップ麺の容器まで転がっていて、海好きの多娯作にとって、もう泣きたい気分。
 帰り掛け、ビニール袋に詰められるだけゴミを拾ってきました、一人ですることなんて「焼け石に水」と知りつつ・・・



 
              干潟展始まる   2007年2月3日

 秋山先生や、仲間の手塚先生たちが多忙の中、ガンバッテ展示した干潟の展覧会が始まり、見てきました。
 


 

              カキの浄化能力を解説、実験してくれた三番瀬チーム

 東京湾三番瀬を守っている、佐野さんたちは二つの水槽を持ち込み、マガキが約15分ほどで、汚れた水を浄化してしまう実験を公開、アサリの80倍というマガキの浄化能力に、感動させられたものです。
 
 汚れた東京湾とはいえ、彼らが生息するお陰で、ある程度の水質が維持されていること、間近に教えて頂きました。

 東京湾及び千葉県で活動する、干潟を守る3グループがそれぞれ近況報告、更に午後からは秋山先生の基調講演もあったのですが、今や自称アーティストと宣言する先生の話はとても面白く、聴衆一同 思わず引き込まれてしまったものでした。

 

 

    
秋山先生がハマグリに描いたミユビシギの絵も展示されていました、素晴らしい

 
     九十九里に漂着した貝をアートに              これは干潟に集る鳥

  
 



皆んな揃ってゴミ拾い











岩船海岸で



勝浦海岸のクリーンアップ




ウミガメの産卵保護活動
 









時には盗掘される産卵巣もあって、がっかりさせられます、地道な活動です










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